高尾山遠足(後日談)

ここ数日、倒れてた。


遠足から帰ってきた翌日(26日)
普通に仕事だったのだけど、起きてみると妙にだるい。
疲れてるのだなぁ…と、思いつつ暫くゴロゴロしていたのだけど。
ふと気が付いて体温を測ってみた。
 38.1℃
己のひ弱さに少々自嘲気味になりながらも、取敢えずPL(総合感冒薬)とロキソニン(消炎鎮痛剤)を投与してみる。
会社に行くまでに、熱が下がらなかったら休んでしまおうか…等と無気力にソファーでぐったりしてた。
…してたら、寝落ちしてた。
そして、会社からの電話で叩き起こされた。
「…お前は今何処にいやがりますか(意訳)」
「すいませんごめんなさい自宅です今行きます遅れます申し訳ない(意訳)」



…で、その翌日(27日)の朝。
余りの寒さに震えながら目が覚める。
まだ平熱ではあったのだけど、じきにどうなるかは予想がつくので…今日は1日休み。
そんなこの日のタイムテーブル。
 悪寒→計測→38.8℃→ロキソニン投与→5〜6時間寝る→悪寒(エンドレス)


…で、そのまた翌日(28日)になっても、何故か38.8℃と変わらず。
大抵の場合、風邪を引いてこの位の発熱を起こしても。
PL+ロキソニンのコンボで、1日もあれば復旧するのだけど…
流石に、これは単なる風邪ではないのだなと気付く。
取敢えずロキソニンを飲み続ける…でも、ロキソニンでは治まっても回復はしないんだよなぁ。


そんなこんなで昨日(29日)になって。
流石に医師の診察が必要なのだなと病院に行ってみた。

診察前に体温を測らされたのだけど、診察前の段階で既に38℃越えの状態。
既に風邪ではないことは判ってるので、血液検査をすることに。



…で、だ。
血液検査の結果が出揃うまでに時間が掛かるというのは分かる。
(血沈という項目が約1時間程度掛かるのだそうだ)
現在進行形で病人なので、検査結果が出るまで処置室のベットで休むことを勧めてくれたのは嬉しい。
病院側としては、検査中であり診断を下した訳ではないから。
この時点では、私に対して何も出来ない(治療方針が立っていないから)というのは解かる。
だからといって、39℃近い発熱で唸ってる病人をそのまま放って置くのはどうよ?
せめて氷嚢位よこせと。
(朦朧としながら、ネタになるかもとデジカメで写真撮ってる私もアレだけど)


診断結果は…腎盂腎炎。
ひと言でいうと、腎臓が細菌に侵されて良い感じに炎症を起こしまくってる。
感染経路も幾つかあるらしいのだけど…殆どは尿路感染症なのだそうな。
そういう訳で、一般的には男性でなく女性の病気のようなものらしく、医者にもえらい吃驚された。
(構造上、男性の方が腎臓までの経路が長く・雑菌に犯され難く・洗浄し易い為)


…病院までタクシーで来れば良かったかなぁ。
こういう状態での運転は、ちょっと自信が無い。


そして今日。
原因が特定されれば、あとは楽なもので。
明日には仕事にも出れそうだ…出れそうなのだけど。
どういう訳だか、既に職場では情報が錯綜してるらしく。
私がじん肺で倒れてるだとか。
(”じん”しか合ってない)
変なところで変なことしてきて妙な病気を貰ってきたことにされてたりだとか。
(ぶっちゃけ淋病だなどと吹聴されてる模様)


なんだかなぁ…